なぜ、あなたの治療院から患者さんの足が遠のくのか?答えは『接触頻度』にありました

あなたは、こんな風に思ったことはありませんか?

  • 「あれだけ『楽になった!』と喜んでくれたのに、回数券が終わったらパタッと来なくなってしまった…」
  • 「痛みが引いたのは良いことだけど、根本改善はこれからだったのに…」
  • 「『また近いうちに連絡します』と言われたきり、次の予約が入らない…」

素晴らしい技術があり、患者さん一人ひとりと真摯に向き合っている。それなのに、なぜかリピートに繋がらない。

多くの情報サイトでは「リピートされない原因は、技術不足や接客態度、院の清潔感にある」と書かれています。もちろん、それらも大切な要素です。

しかし、もし先生が「自分の技術や患者さんへの想いは、誰にも負けない」という自負をお持ちなら、原因はまったく別のところにあるのかもしれません。

患者さんが来ない最大の理由:それは「忘れられている」から

結論から申し上げます。

患者さんの足が遠のく最大の理由は、悪気なく、あなたの治療院を「忘れてしまっている」からです。

「そんなはずはない」と思われるかもしれません。しかし、これは多くのビジネスで証明されている事実です。

ある調査では、飲食店に行かなくなった理由の第1位(21.84%)が、「何となく(忘れていた)」という結果が出ています。

出典元
記事タイトル: 【2023年最新版】飲食店のリピート率を上げるには?300人に聞いた「リピートしない理由」から改善策を考えよう
URL: https://yslink.co.jp/mirais/column/repeat-rate-of-restaurants/

これは治療院にも、まったく同じことが言えます。

考えてみてください。患者さんは、よほど強い痛みや悩みがなければ、四六時中、治療院のことを考えているわけではありません。痛みが和らげば、仕事や家庭、趣味など、日々の生活の優先順位が上がっていきます。

先生の治療院のことを忘れてしまうのは、先生の腕が悪いからでも、人柄に問題があるからでも決してないのです。ただ、「思い出すきっかけ」がない。本当に、ただそれだけなのです。

なぜ、あなたの治療院から患者さんの足が遠のくのか?答えは『接触頻度』にありました

解決策は心理学が証明している

この「忘れられる問題」を解決する、非常にシンプルで強力な方法があります。

それが、定期的に患者さんと接点を持つことです。

心理学に「ザイオンス効果(単純接触効果)」というものがあります。これは、人は繰り返し接触するものに対して、好意を抱きやすくなるという心理効果です。

つまり、先生の治療院のことを「思い出してもらう仕組み」さえ作れば、患者さんは自然と先生の院に親近感を持ち、「そういえば、そろそろ体のメンテナンスに行こうかな」と思い出してくれるようになります。

なぜ今、あえて「紙のニュースレター」なのか?

「接触頻度を上げるなら、LINEやSNSでもいいのでは?」

そう考える先生もいらっしゃるでしょう。しかし、ここに落とし穴があります。

  • LINE公式アカウントは、患者さんにブロックされてしまえば、もう情報は届きません。
  • InstagramやFacebookは、そもそもフォローしてもらえなければ見てもらえませんし、他の多くの投稿に埋もれてしまいます。

一方で、手渡しや郵送でお届けする「紙のニュースレター」は、患者さんが必ず一度は手に取ってくれます。そこが決定的な違いです。

実際に、ニュースレターを導入されている先生方からは、こんな嬉しい報告が届いています。

「ニュースレターに載せたレシピを『作ってみたよ!』と、冷蔵庫に貼ってくれている患者さんがいました」

「毎月のナンプレを解いて、『先生、これで合ってる?』と次の来院時に嬉しそうに持ってきてくれるんです」

ニュースレターは、単なるお知らせではありません。患者さんの生活に溶け込み、治療以外の時間にも先生の治療院を温かく思い出してもらうための、最高のコミュニケーションツールなのです。

なぜ、あなたの治療院から患者さんの足が遠のくのか?答えは『接触頻度』にありました

まとめ:人気の治療院がやっている、たった一つのこと

治療院を経営する先生は、常に患者さんのことを考えています。しかし、患者さんが治療院のことを考えるのは、月に数時間程度かもしれません。

この「意識の差」に、リピート率の壁が隠れています。

考えてみれば、どんなに素晴らしい技術を持っていても、どんなに人当たりが良くても、忘れられてしまっては選ばれる土俵にすら立てません。

今、多くの患者さんから支持されている人気の治療院は、この事実にいち早く気づき、ニュースレターのような「思い出してもらう仕組み」を必ず導入しています。

今すぐ、できることから始めよう

この記事を読んで、「なるほど」と思っていただけたなら、ぜひ行動に移してみてください。

大げさなものでなくて構いません。

Canva(キャンバ)のような無料ツールで作ってもいいですし、ネットで拾ったテンプレートを加工するだけでもいいです。

まずは試しに1回、ニュースレターを発行して、患者さんにお渡ししてみてください。

必ず、今までとは違う手応えを感じるはずです。

あなたの素晴らしい技術と想いを、患者さんに「思い出してもらう」仕組みづくり、始めてみませんか

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