ニュースレターで新規患者を呼び込む3つの活用法

あなたがが心を込めて作成した、専門知識と人柄が伝わる「ニュースレター」。
この素晴らしいツールを、まだ見ぬ未来の患者さんにも届けたいと思いませんか?

そしてそれが新規集客につながったら、最高ですよね???

院の前で手に取ってもらうのを待つだけでなく、こちらから地域の方々へアプローチすることで、新規患者さんとの出会いのチャンスは格段に広がります。

この記事では、古くからあるけれど今なお効果的な、ニュースレターを使った3つのオフライン集客術――「ポスティング」「新聞折込」「お店・施設置き」――について、それぞれの特徴と成功のコツを徹底解説します。

ニュースレターで新規患者を呼び込む3つの活用法

活用法1:ポスティングで「届けたい地域」を狙い撃ち

ポスティングは、治療院の近隣エリアのポストに、ニュースレターを直接投函していく方法です。シンプルながら、非常に奥の深い手法と言えます。

  • メリット:

    • エリアを絞れる: 「院から半径500m以内」「最近マンションが建ったエリア」など、届けたい地域をピンポイントで狙うことができます。
    • 到達率が高い: チラシと違い、手に取って中身を確認してもらいやすいです。
    • コストを調整しやすい: 自分で行えば印刷代のみ、業者に頼めばその分の費用、と予算に合わせて調整できます。

 

  • デメリット:

    • 手間と時間がかかる: 自分たちで行う場合、かなりの労力が必要です。
    • 投函禁止の場所もある: 「チラシ投函禁止」のマンションなどには投函できません。

 

  • 成功させるコツ:

    • ターゲットエリアを明確に: まずは治療院の商圏をしっかり定め、無駄なく配布しましょう。
    • 「広告」に見せない工夫を: 封筒に入れたり、「〇〇治療院だより【6月号】地域の皆様の健康を願って」といった一言を添えた付箋を貼ったりするだけで、「チラシ」ではなく「お届け物」という印象に変わります。
    • 継続する: ポスティングは一度で効果が出るとは限りません。定期的に同じエリアに投函することで、ザイオンス効果(単純接触効果)が働き、認知度と信頼性が高まります。

ニュースレターで新規患者を呼び込む3つの活用法

活用法2:新聞折込で「広範囲・高信頼」にアプローチ

新聞折込は、新聞販売店に依頼し、朝刊などと一緒にニュースレターを各家庭に届けてもらう方法です。

  • メリット:

    • 広範囲に届けられる: 一度に数千~数万世帯へ、効率的に配布することが可能です。
    • 信頼性が高い: 新聞という信頼性の高い媒体と一緒なので、他のポスティングチラシよりも安心感を持って見てもらいやすい傾向があります。
    • 特定の年齢層に強い: 新聞を購読しているご家庭には、治療院のターゲットとなりやすい中高年層が多いという特徴があります。

 

  • デメリット:

    • コストがかかる: 配布エリアと部数によりますが、3つの方法の中では最も費用が高くなります。
    • 他のチラシに埋もれやすい: スーパーの特売チラシなど、多くの広告に紛れてしまう可能性があります。

 

  • 成功させるコツ:

    • 目を引く見出し(特集名): チラシの束の中で「おっ」と思わせるような、具体的な悩みに訴えかける見出しが不可欠です。「つらい腰痛でお悩みの方へ」「夏バテ解消の秘訣」など、読者が自分ごと化できるタイトルを考えましょう。
    • 紙質やサイズで差別化: 他のチラシとは少し違う、厚手の紙を使ったり、A4サイズを二つ折りにしたりするだけで、手に取った時の感触が変わり、特別感を演出できます。
    • エリアをテストする: まずは小範囲のエリアでテスト的に折り込み、反応を見てから本格的に展開するのがおすすめです。

ニュースレターで新規患者を呼び込む3つの活用法

活用法3:お店・施設置きで「口コミ・紹介」の輪を広げる

これは、地域のカフェや美容室、薬局、公民館など、他のお店や施設に許可を得て、ニュースレターを置かせてもらう方法です。

  • メリット:

    • コストがほぼかからない: 多くの場合は、お店の方のご厚意で無料で置かせてもらえます。
    • 信頼の連鎖が生まれる: 患者さんが日頃から利用しているお店に置いてあることで、「あのお店が認めている治療院なら安心だ」という、第三者による信頼の証明(口コミ効果)が期待できます。
    • ターゲットを絞りやすい: 例えば、美容室なら美意識・健康意識の高い層、スポーツジムなら体をケアしたい層、といった形で、お店の客層に合わせたアプローチが可能です。

 

  • デメリット:

    • 交渉力・関係性が必要: 置かせてもらうためには、お店の方との良好な関係づくりや、丁寧な交渉が不可欠です。
    • 管理の手間がかかる: 定期的に訪問し、ニュースレターの補充や整理、そして何よりお礼を伝える手間を惜しんではいけません。

 

  • 成功させるコツ:

    • Win-Winの関係を提案する: 「先生の院でも、うちのお店のショップカードを置かせてもらえませんか?」といった、お互いにメリットのある提案をすると、快く協力してもらいやすくなります。
    • まずは馴染みのお店から: 最初は、先生ご自身がよく利用するお店や、患者さんから紹介してもらったお店など、繋がりがある場所からお願いしてみましょう。
    • 専用スタンドを用意する: ただ平積みするのではなく、院名が入ったアクリルスタンドなどを用意して置かせてもらうと、見た目も綺麗で、お店の方にも迷惑がかかりません。

 

まとめ:あなたの治療院に最適な「届け方」を見つけよう

ご紹介した3つの方法は、それぞれに良さがあります。

  • 地域を絞って、着実に届けたいなら「ポスティング」
  • 広範囲に、信頼性をもって届けたいなら「新聞折込」
  • コストを抑え、口コミの輪を広げたいなら「お店・施設置き」

もちろん、これらを組み合わせるのが最も効果的です。

「まずは院の近所をポスティングし、いつも行くカフェに置かせてもらうことから始めてみよう」

そんな風に、できることから一歩を踏み出してみませんか?

どんなに素晴らしいニュースレターも、読んでもらえなければ始まりません。ぜひ、あなたの治療院と地域に合った「届け方」を見つけて、未来の患者さんとの新しい出会いを創造してください。


ニュースレターを発行するのにベストなタイミングもおさえておきましょう!
▼【月1回が正解?】治療院ニュースレター最適なタイミング
https://www.publishing-pocket.jp/archives/427

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